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弱い老舗チームへの批判にマクラーレンが答える

2014年05月29日 14:50  AUTOSPORT web

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2014年モナコGP ケビン・マグヌッセン、ジェンソン・バトン(マクラーレン)
マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、同チームがF1で再び成功を収めるためにはアプローチを考え直す必要があるとのアラン・プロストの意見に同意した。

 4度F1タイトルを獲得した経験を持つプロストは、モナコGPの週末に、伝統的なF1チームであるマクラーレンやフェラーリは、比較的新しいチームであるがしっかりした戦略やプランを立ててそれを成功させているレッドブルやメルセデスに負けており、マクラーレンらが再びトップに立つにはF1へのアプローチを考え直す必要があるとコメントした。

「マクラーレンやフェラーリは(レッドブルやメルセデスに比べると)それまでしてきたことを続けているだけのように感じる」とプロスト。
「時には何か少し違うことをする必要がある」


 ロータスから今年マクラーレンに加入したブーリエは、プロストの意見は正しいと認めている。彼はCEOのジョナサン・ニールと共に最近体制や指揮系統の変更に取り組み始めている。

「アランの言ったことはそのとおりだと思う。私はこのチームに入って以来、今まさにそのことに取り組んでいる」とブーリエ。

「この2戦、開発をかなり推し進めた。それはマシンを見れば分かるだろう」
「今後も同じようにしてプッシュしていく」
「方向性を変え、パフォーマンスの向上を成し遂げた結果だ」

 マクラーレンは第3戦バーレーンGPから3戦連続ノーポイントに終わったが、モナコGPでダブル入賞を達成している。