横須賀や南本牧あたり一面に広がる、東京湾沿いの造船所の風景。異次元にタイムトリップしたような景色を楽しむため、このあたりをドライブコースに選ぶ人も多いそうだ。
造船所には、数々の濃いオレンジ色と白の巨大クレーンが存在するのだが、クレーンは、その立ち姿から“キリン”と呼ばれることがあるらしい。
そんな“キリンたち”をアートに昇華させたアート・イルミネーションが、5月上旬から開催されているビジュアル・ライティングのフェスティバル「Visualia festival(ビジュアリア・フェスティバル)」のオープニング・メイン・イベントとして公開された。
その圧倒的な美しさは、「折り紙アートのようだ!」と話題となっている。
クロアチアの地中海に面したPulaという街の造船所を利用した「Lighting Giants(ライティング・ジャイアント)」は、“工業設備をいかにクリエイティブに見せるか”という狙いで制作されたプロジェクト。
地元に拠点を置くライティング・デザイン会社「SKIRA」が企画し、公開に至ったそうだ。
ランダムに立つキリンたちを照らす光は、15分ごとに光の色が変わるのだが、この光のパターンはおよそ1万6千通りもあるそうで、見るものを決して飽きさせない。
ウォーターフロントの幻想的な風景をもっと堪能したい方は、こちらの動画もどうぞ。
You Tube
http://youtube.owacon.moe/watch?v=aToX8XTh7es
SKIRA
http://www.skira.hr/