24日の単走予選は、R35 GT-Rを駆る川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が101.40の高得点でトップ通過。一方、エンジンのトラブルに見舞われた谷口信輝(HKS)、野村謙(PACIFIC RACING TEAM with BLITZ)はここで敗退を喫することになった。
単走決勝では、村山悌啓(激☆村山)や岩井照宜(HID MODEL 信玄 & RS Watanabe)らが100点超えをマーク。そんな中、織戸学(MAX ORIDO RACING)がストレート奥まで加速し大きく角度をつけながら1コーナーを回る走行を披露。2コーナーはややミスがあったものの、圧倒的なコーナリングスピードによるDOSS得点と審査員加点で減点をカバーし、101.23をマーク。単走優勝を飾った。
翌25日も天候に恵まれる中、まずは追走予選がスタート。開幕戦で2位を獲得した片岡龍也(Team UP GARAGE with BANDOH)とのバトルを制した内海彰乃(RC926 with TOYO TIRES)や、前戦勝者の松川和也(Team UP GARAGE with DRoo-P)を下した横井昌志(D-MAX)、またGT-R での追走初勝利を収めた川畑らが決勝に進出した。
追走トーナメントでは、末永正雄(Team RE 雨宮 SUNOCO)、高橋邦明(GOODYEAR Racing with kunny'z)、高山、村山がベスト4に進出。決勝には末永と高山が駒を進めた。決勝1本目は、今回から3ローターのRX-7を投入しハイパフォーマンスを見せていた末永が先行。安定した走りで勝ち上がってきた高山を若干引き離すも、高山も食らいついて五分に。ただ末永は、後追いとなった2本目の飛び込みでギリギリまで寄せようとして高山に接触。ラインを大きく乱すこととなり、高山に軍配。これにより高山が初の総合優勝を決めることとなった。