もうすぐ今年も梅雨の季節がやってくる。このシーズンは、雨や曇りの日が増えるため、もしもに備えて傘を持ち歩かなければならないことも多い。
しかし、毎年梅雨がくるたび、傘というモノはなんと忘れやすい持ち物だろうと思う。電車やカフェ、学校にタクシーと、いったい今までに何本の傘を置き忘れてきたことか。
そんな“うっかりさん”にぴったりの“傘シェアリング・サービス”が、ニューヨークでスタートするという。
「'brellaBox(ブレラボックス)」は、雨天時に傘を持っていない人が、気軽に傘をレンタルできる新しいサービス。
ニューヨーク市内500カ所の店などに、傘のレンタルステーションの設置が予定されており、ユーザーは専用アプリを通じて近辺に設置されている「ブレラボックス」を探し、傘をレンタルまたは購入することができる。
使用後は、別のステーションに傘を返却することも可能だ。
レンタル料は、12時間まで2.5ドル(日本円で約255円)、購入の場合は15ドル(約1530円)。
欧米諸国と比べると、傘の普及率が高い日本では、500円程度で購入できるビニール傘のほうが安上がりでは?という意見もありそうだが、強風で壊れやすい傘があちこちで捨てられている光景を見ると、頑丈な傘をシェアして長く使用するほうがエコと言えそう。
突然の雨に強く、雨上がりの後は荷物にならないというこの便利なアイデア。
比較的雨の多い日本では、これから要注目のサービスになるかも?!
'brellaBox
http://www.brellaboxnyc.com/
・傘(まとめ)