インドのマヒンドラ・レーシングは26日、元F1ドライバーのブルーノ・セナとカルン・チャンドックをフォーミュラEの2014/15年シーズンのドライバーとして起用することを発表した。
昨年11月に、シリーズ8番目のチームとしてエントリーを表明したマヒンドラは、これまで2輪の活動でモータースポーツに参画してきたインドチームで、今回のフォーミュラEが4輪レースとしては初の本格プログラムとなる。
彼らは、この新しいチャレンジを託すドライバーにふたりの元F1経験者を選んだ。ひとりは、ロータス・ルノーやウイリアムズに在籍した経験を持つセナと、インド人ふたり目のF1ドライバー、チャンドックという、かつて2010年のHRTでコンビを組んでいたふたりをラインナップした。
「彼はレース界において最も親しい友人のひとりなんだ」とチャンドック。彼らは2008年のGP2時代にi Sportで最初のコンビを経験、お互いをよく知っている。
「僕とブルーノにとっていい再会になるだろう。僕らはお互いを尊重し、チームの発展のために共にいい仕事をするだろう」
「このシリーズで唯一のインドチームの一員になるということは、僕にとって本当に名誉なことなんだ」
マヒンドラは、フォーミュラEプログラムのパートナーとして、ヨーロッパのシングルシーターチームと提携するとみられている。