ニコ・ロズベルグ(ドイツ)がメルセデスF1チームと2年間の契約延長で合意したと、英BBCが報じている。
2010年からメルセデスをドライブするロズベルグは、11年シーズンの終わりに13年以降の複数年契約を発表しているが、その契約は今シーズン限りで終了するとみられていた。
2週間前のスペインGPでは、ダイムラーAG会長のディーター・ツェッチェがフェラーリドライバーのフェルナンド・アロンソを「おそらくF1におけるベストドライバーだ」とコメントし、将来の契約を匂わせる発言を行っている。
この発言にメルセデスは、ツェッチェが「現状もベストなドライバーラインナップを保持している」とコメントしたと指摘し、メディアがこの発言を取り上げることはなかったと主張した。
そんななか、英BBCは23日、ロズベルグとメルセデスが2年間の契約延長で合意したと報道。チームのスポークスマンの話として、「我々は両方のドライバーと長期的な関係を結んでいる」というコメントを伝えた。
ただ、メルセデスからは現時点でロズベルグとの契約に関する正式リリースは発表されておらず、真意のほどは定かではない。