ブランパンGTシリーズのスプリント・シリーズの第2戦が18日、イギリスのブランズハッチで開催され、GRTグラッサー・レーシングのハリ・プロチェク/ジェローン・ブリークモレン組28号車ランボルギーニ・ガイヤルドGT3 FL2が優勝を飾った。
FIA-GTシリーズの流れを汲むブランパン・スプリントの今季第2戦の舞台はブランズハッチ。20台が参加し行われた17日の予選では、セザール・ラモス/ローレンス・バンスール組ベルジャン・アウディクラブWRTの1号車アウディR8 LMSウルトラがポールポジションを獲得。HTPのマキシミリアン・バーク/マキシミリアン・ゴッツ組84号車メルセデスベンツSLS AMG GT3が2番手につけた。
迎えた18日の予選レースでは、1コーナーで1号車と84号車が競り合うなど、スプリントらしく序盤から接触やスピンが相次ぐ展開に。そんな中、ピットストップでポジションを上げたプロチェク/ブリークモレン組ランボルギーニが、84号車メルセデスを抑え予選レースを制した。
続く決勝でも、序盤から激しい展開に。中団で接触やコースアウトが相次ぐ中、28号車ランボルギーニ、84号車メルセデスは僅差の戦いを展開していく。しかし、28号車はトップを譲らず最終的に4秒の差をつけ優勝を飾った。
2位は84号車、3位はセルヒオ・ヒメネス/カカ・ブエノ組BMWスポーツトロフィー・チームブラジルの0号車BMW Z4 GT3という結果に。ハンドドライブで参戦しているアレックス・ザナルディは、33号車Z4を駆り予選レースこそ17位だったものの、決勝では混戦を勝ち抜き5位でチェッカーを受けている。