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佐藤琢磨、『初星』目指し今季インディ500でスペシャルヘルメットを装着へ

2014年05月16日 14:00  AUTOSPORT web

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今季インディ500にスペシャルヘルメットで参戦する佐藤琢磨
今季、インディカー・シリーズに参戦して5年目のシーズンを迎える佐藤琢磨が、5月25日に決勝レースが行われる第95回インディアナポリス500マイルレースで、スペシャルヘルメットを装着することになった。

 インディカー・シリーズにおける最も重要なレースであり、世界三大レースのひとつに数えられるインディ500。琢磨にとっては2012年にダリオ・フランキッティとの壮絶な優勝争いを展開した思い出のレースでもあるが、今季ふたたび勝利を目指す琢磨が、スペシャルヘルメットを装着してレースに臨むことになった。

 今回琢磨が装着するヘルメットは、今もインディアナポリス・モータースピードウェイのコースに残るレンガ模様、カーナンバーの14、日の丸、そして琢磨が所属するAJフォイト・エンタープライズのオーナーで、伝説的なドライバーであるAJフォイトがインディ500で挙げた勝ち星を表す4つの星が入れられており、琢磨にとっても、チームにとっても意義深いヘルメットとなっている。

 このスペシャルヘルメットは、インディ500のレース終了後24時間以内にeBayのオークションに出品され、その収益は琢磨が展開する東日本大震災復興支援プロジェクト、With you Japanを通じて子どもたちの支援に役立てられるという。

「スペシャルデザインのヘルメットで挑むことになった今年のインディ500をとても楽しみにしています。このヘルメットのデザインは、いつも自分のオフィシャルグッズのデザインを担当してくれているデザイナーと試行錯誤を重ね、いろんな想いを込めてデザインしました」と琢磨。

「今年はファンの皆さんには日本人初のインディ500での『初星』を、そしてAJとチームに新たな『星』をプレゼントできるように全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします! また、このスペシャルヘルメットはオークションに出品する予定ですので、是非ご協力ください!」