自転車文化が恐らく世界一発展しているヨーロッパは、近頃デザイナーの思いが詰まった“一癖ある”自転車が続々発表されている。
そんな中、ついに世界初の“木製電動自転車”が登場!
オランダで自然派の製品を手がけるJan Gunnewegさんが開発した「Bough Bikes」は、木×電気という、今までにない組み合わせで作られた自転車。
Gunnewegさんは、とにかく“木”に魅せられた情熱あふれる若手デザイナーで、数年前にこの自転車の電動機能なしバージョンを開発。
そして、このほどニューヨークで開催されている「NYCxDesign 2014」にて、電動バージョンの試作品を発表。今後本格的な商品化が見込まれている。
その魅力は、まず木の温かみを感じさせるフォルム。
ジョイントやタイヤを除いたほとんどの部分が木製で、素材は、フランスのオーク材を使用。強度や美しさもさることながら、サステナビリティを意識した作りになっているという。
また、走行をアシストしてくれる小型の電気モーターをフレーム下部に搭載。このモーターは、ハンドルの下の調節器で、パワーを3段階から選ぶことができるそう。
一度のチャージで3~6時間使用可能で、バッテリー残量を表示するディスプレイももちろん付いている。
手作り感たっぷりで、さらに坂道でもラクに走行できるこの自転車は、日本でも人気が出そう。
「NYCxDesign 2014」では、5月18日までこの自転車が展示されているので、現地に滞在予定がある人は、実物をぜひチェックしてみて。
Bough Bikes
http://www.boughbikes.nl/en/
Jan Gunneweg
http://goedny.weebly.com/
NYCxDesign 2014
http://nycxdesign.com/events/
・自転車(まとめ)