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ブランパンGTのBoP調整にともないスーパーGT300クラス参加条件に変更

2014年05月15日 15:00  AUTOSPORT web

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今季も白熱した戦いが展開されているGT300クラスのグリッド
14日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、第3戦オートポリスから適用される2014年スーパーGTクラスII(GT300クラス)の参加条件について発表した。6車種がBoPの変更を受けている。

 今季からスーパーGTの参加条件については、GT500クラスで唯一ミッドシップ+ハイブリッドというパッケージを採用しているホンダNSXコンセプト-GT、そしてJAF-GTとFIA-GT3規定車両が参加しているGT300クラスについて性能調整(BoP)が施されている。

 その中でも、GT300クラスのFIA-GT3車両については、今季はブランパンGTシリーズで採用されているSRO(ステファン・ラテル・オーガニゼーション)が発行するBoPがベースとして採用されており、第3戦から採用されるBoPも、SRO-BoPの変更を受けてのものとなっている。

 今回調整を受けたのは6車種。すべてがSRO-BoPウエイトでの調整で、マクラーレンMP4-12C GT3はBoPが5kg軽減。ポルシェ911 GT3Rは10kg軽減、メルセデスベンツSLS AMG GT3は5kg軽くなった。逆にBoPが増加し車重増となったのは、BMW Z4 GT3が10kg増、アウディR8 LMSウルトラは5kg増、アストンマーチンV12バンテージGT3は10kg増となっている。

 なお、今回からFIA-GT3車両について、これまで“公認書に記載”とされていた最低地上高が前後とも数値で記されるようになっている。今回、JAF-GT300車両についてBoPの調整は施されていない。