春の訪れを告げる花としておなじみのたんぽぽ。その可憐な黄色い花、そしてふわりと風に舞う綿毛は、どことなくノスタルジックな気分をかきたててくれるが、そんな思いをそのままデザインにしたのが、「OLED Tampopo」。
写真家、シネマトグラジャーなどとして活躍する井上隆夫さんが手がけたこの「OLED Tampopo」は、ホンモノのたんぽぽの綿毛を閉じ込めた照明。
春に摘まれた綿毛は、透明なアクリルの塊に入れられ、茎の部分から小さなライトが埋め込まれている。
照明には、次世代の光源として注目を浴びている有機 EL を使用し、綿毛全体が柔らかな光を受けて美しく輝く。
見ているうちに、なんだか子どもの頃の思い出が蘇ってきそうなこの作品。先月ミラノ・サローネにて発表され、今後商品化が見込まれている。
お部屋のオブジェやプレゼントにもぴったりで、発売が待ち遠しい一品だ。
Takao Inoue
http://takaoinoue.com/
SOMEWHERE
http://www.somewheretokyo.com/index.html
・ライト(まとめ)