ケータハムは、バルセロナテスト初日の小林可夢偉のクラッシュの影響で、テスト2日目の走行を断念することを発表した。
13日、14日の2日間にわたってスペイン バルセロナでF1合同テストが行われている。初日は可夢偉が担当し、マシンの向上を感じていたというものの、セッション終了30分前にターン3でコントロールを失いバリアにヒット、この日の走行を切り上げることになった。
これによってマシンは大きなダメージを受け、チームは夜の間に修理を終えることができず、2日目の走行を中止することを決めた。
チームは14日朝、次のような声明を発表した。
「昨日、残り30分の時点で起きた可夢偉のアクシデントの影響で、シャシーCT05-#03はダメージを受けた。これを評価した結果、2日目は走行しないことに決めた」
「当然、理想的な状況とはいえないが、この判断により、チームは来週始まる次戦モナコGPに集中することができる」
可夢偉は昨日、Crash.netに対してクラッシュについて次のように説明していた。
「オーバーステアが出てコースオフしました。セッティングを変えたら、バランスが完全に変わってしまい、ターン3でウォールにヒットしました」
また、可夢偉は「チームの皆には申し訳なく思います。彼らはマシンを直すために長い夜を送らなければならなくなってしまいました」とも述べていた。
テスト2日目は、テストドライバーのロビン・フラインスがケータハムで走行を行う予定だった。