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溶けかけた氷の上に白クマが!地球温暖化を表現したラグ

2014年05月14日 12:10  isuta

isuta

写真
こちらのブルーのラグ。一見すると深い青に白い模様が入っているだけに見えるが、よく見ると、小さな白クマの姿が! メキシコの「Nel Collective」がスペインのテキスタイル・ブランド「Nanimarquina」のためにデザインしたこのラグのテーマは、なんと「Global Warming(グローバル・ウォーミング:地球温暖化)」。 大海原に浮かぶ小さな白い氷山の上には、白クマが1頭たたずんでおり、大切な生息地が失われていることをうかがわせる。 ラグに地球環境問題を込めるというと、ちょっと不思議な感じもするが、実はラグにメッセージや意味を込めるのは、キリムなどにも見られる伝統的な習慣。 作り手たちの文化や歴史、思いを後世に伝えていく…そんなラグがもっていた役割を、新しいカタチで表現したのが、このグローバル・ウォーミングなのだ。 何も知らずに見ると、「あれ、カワイイ!」と思ってしまうが、ふと込められた意味に気づいた瞬間、自分の生活を思い返さずにはいられない。 地球温暖化問題を身近に感じてほしいというデザイナーの思いが、ひしひしと伝わる作品だ。 日本では、インテリアショップの「SEMPRE(センプレ)」などでオーダー可能なので、気になる人はチェックしてみて。 Nanimarquina http://www.nanimarquina.com/en/coleccion/global-warming SEMPRE http://www.sempre.jp/item/504061/ ・ラグ(まとめ)