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レッドブル「メルセデスとの50秒は見かけ上のギャップ」

2014年05月13日 19:30  AUTOSPORT web

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レッドブル・レーシングは、F1スペインGPを制したメルセデス勢とダニエル・リカルドとのタイムギャップがレース展開によって生まれたもので、実際のパフォーマンスギャップは確実に縮まっているとの考えを示した。

 日曜日のスペインGP決勝で1-2フィニッシュを飾ったルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグは、3位でチェッカーを受けたレッドブルのリカルドにおよそ50秒もの大差をつけた。

 今回のスペインGPは、ヨーロッパラウンドの開幕戦であり、各チームがマシンを大幅にアップデートして臨むため、ライバルチームがどれだけメルセデスとのギャップを埋めるのかも注目のひとつだったが、リザルトのタイムギャップを見る限り、その差はフライアウェイの序盤4戦よりもさらに広がった印象さえ与えた。

 しかし、レッドブルを率いるクリスチャン・ホーナーは、スタートで4番手にポジションを下げたリカルドが、最初のスティントでウイリアムズのバルテッリ・ボッタスに抑えられたことで、最終的なタイムギャップが広がったと考えている。

「メルセデスが全力でプッシュし、セバスチャン(・ベッテル)とダニエルがクリーンエアで走った最終スティントを見れば、我々が少し接近したのは明らかだ」とホーナー。
「それは、我々がまだまだ克服しなければならない重要なギャップだ。しかし、我々が進歩し、フェラーリやその他のライバルよりも一歩前進したことは素晴らしいことだ」

「最初のスティントもウイリアムズの後ろで多くのタイムを失っているので、48秒というギャップはすこし人為的だよ」