フェルナンド・アロンソは、今シーズンF1の序盤を独走しているメルセデスがコンストラクターズ争いですでに手の届かない強さにあり、フェラーリは2位争いに焦点を変えなければならないと語った。
アロンソは、新たなアップデートパッケージを導入した母国スペインGPで6位に終わり、チームメイトのキミ・ライコネンもレースウイナーにラップダウンにされるなど大差でライバルに敗れ、コンストラクターズ争いでも首位のメルセデスに131ポイントという大量のリードを築かれた。
アロンソは、スペインで導入した改良パッケージがライバルとのギャップを埋めるには至らず、現状のフェラーリのパフォーマンスでメルセデスを捉えることは、非現実的な目標であると認めた。
「我々はもっとうまくやる必要がある」とアロンソ。
「メルセデスは手の届かない位置にある。しかし我々は2位を目標にし、他のチームからそれを奪うだけの可能性を持っている」
「難しいレースだった。この週末は、マシンのグリップ不足とバランスに保つのに苦しんだ。新しいパーツもあったので、困難な週末となってしまった」
アロンソは、レース終盤に15番手から追い上げるセバスチャン・ベッテルを抑えるため、自らの戦略を変更したが、結局レッドブルを抑えきることはできなかった。