11日にスロバキアリンクで行われる予定だったFIA世界ツーリングカー選手権第4戦の決勝レース2は、大雨の影響により現行WTCCでは初のキャンセルとなった。
激しい雨に見舞われたこの日のスロバキアリンクは、13時過ぎから行われた決勝レース1も規定の11周を前にセーフティカー導入の後、安全を考慮して9周で打ち切り。正式結果は、8周終了時点の順位により、シトロエンのセバスチャン・ローブが優勝を手にしている。
決勝レース2は、17時45分のスタート予定だったが天候および路面コンディションの回復が見込めず、レースコントロールの判断で中止が決定。これは、2005年の現行シリーズ開始以来、初のレースキャンセルとなる。
なお、8周で終了したレース1は、規定周回数の75%をクリアしているため、入賞したドライバーにそれぞれフルポイントが与えられている。