2014年F1スペインGPの日曜決勝で、ケータハムのマーカス・エリクソンは20位だった。
マーカス・エリクソン 決勝=20位
「満足いくスタートができ、(小林)可夢偉に次ぐ19位を走っていたが、(パストール・)マルドナドがターン13の入口でオーバーテイクを試みる際に僕に激しくヒットした。彼のあの行動は2台をリタイアの危険にさらすものだったが、幸いマシンに問題はなく、レースを続けられた。でもその接触のおかげで22位に落ちてしまった」
「マルドナドにヒットされた時に(マックス・)チルトンに前に出られた。序盤のペースはまずまずだったけれど、マシンバランスはあまりよくなかったため、チルトンについていくことができなかった。高速コーナーではアンダーステアがひどく、低速コーナーではその逆でオーバーステアがひどかった。そのふたつの症状によってどこの場所でもプッシュすることができなかった」
「2セット目のミディアムで長いスティントを走り、40周目に2回目のピットストップを行った。そこで新品ハードを履いて最後まで走った。その後はひたすらチェッカーフラッグを目指して走り、この困難なレースウイークエンドを締めくくることに集中した」
「今回もまたグランプリの経験を重ね、学習する機会を得た。困難であればあるだけ進歩できることは分かっているから、僕はこれまで以上にポジティブな気持ちでいるし、2週間後にモナコで初めてF1レースを走るのを楽しみにしている」