2014年F1スペインGPの日曜決勝で、ケータハムの小林可夢偉はリタイアを喫した。
小林可夢偉 決勝=リタイア
「とてもいいスタートを決めて、(マックス・)チルトンを抜き、1周目の終わりには18番手に上がっていました。でも(パストール・)マルドナドや(ジャン-エリック・)ベルニュを押さえ切ることはできず、5周目までに彼らに抜かれ、その後は自分自身のレースに集中しました」
「マシンの感触はまずまずでしたが、今週末ずっと苦しめられているトラクションの問題を決勝中にも抱え、マシンは扱いにくい状態でした。でも最初に履いたミディアムタイヤのデグラデーションレベルは悪くなかったので、最初のスティントでとても長く走ることができ、23周目にピットに入って再びミディアムタイヤを装着しました」
「2セット目のタイヤを履くとマシンの感触が向上し、前を走る(ジュール・)ビアンキとのギャップを縮めることができました。でも44周目、ターン1への進入で左フロントのブレーキが壊れ、一瞬、本当にぞっとするような思いをしました。ぎりぎりでウォールに接触せずに済みました」
「そこで僕のレースが終わり、この困難な週末が終わりを迎えました。今回は目標としていたようなパフォーマンスを示せなかったのは明らかですが、これを解決するための変更はなされていますし、進歩するためにチーム全員がこれまで以上に懸命に仕事に取り組んでいます」
「ここで2日間のテストがあるので、スペインに持ち込んだニューパーツについての理解を深めることができます。次のモナコで再び戦うことを目指します」