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インディアナポリスGP開幕。初日トップはディクソン、琢磨は苦しいスタート

2014年05月09日 09:20  AUTOSPORT web

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19番手と厳しい初日となった佐藤琢磨
今季からベライゾン・インディカー・シリーズのカレンダーに組み込まれたインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースレース“グランプリ・オブ・インディアナポリス”。8日に2回のプラクティスが行われスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がトップタイムをマークした。佐藤琢磨(AJフォイト)は、19番手と下位に沈んでいる。

 F1やモトGP、インディ・ライツなどでは行われていたインディアナポリスのロードコースレース。コースを改修し、インディカー・シリーズで初の開催を迎えた。今回のレースでは、アンドレッティ・オートスポートからフランク・モンタニー、AJフォイトからマルティン・プロウマンがスポット参戦し、合計25台が8日プラクティス走行に挑んでいる。

 プロウマンの参戦で2台体制となったAJフォイト。佐藤琢磨は、1回目のプラクティスで12周を走行し24番手と厳しいスタートを切る。午後に行われた2回目のプラクティスでタイムを伸ばすも初日19番手となった。

 トップタイムをマークしたのはディクソン。先月末の初テストのタイムには及ばなかったものの31周を走行し1分10秒4654を記録した。

「クルマは非常に不安定な状態だよ。ブラジルであったけど、とても長いストレートをもつコースだよ。とてもタフで、不安定な風、タイム差も小さい。けど、とても面白いね」とディクソン。

 2番手は、サイモン・ペジナウ(シュミット・ハミルトン)、3番手は1回目のプラクティスでトップだったセバスチャン・ブルデーが入った。ロシア人ルーキードライバーのミカイル・アレシンは、5番手と健闘している。

 10日に決勝レースを迎えるグランプリ・オブ・インディアナポリス。9日には、プラクティス走行と予選が行われる予定だ。