2014年に初開催を迎えるロシアGPが中止されるのではないかとの推測が持ち上がる中、ロシアGPのオーガナイザーが、予定どおり開催するとの声明を発表した。
ウクライナ紛争とロシアによるクリミア自治共和国編入により、今季ロシアGPの開催を危ぶむ声が高まっている。イギリス外務特別委員会会長であるリチャード・オトウェイ氏は、今週、The Timesに対し、ウクライナ情勢を考えると「グランプリの開催は非現実的だ」と語ったと報じられている。
しかし、SportsBusiness Dailyによると、これを受けてソチのオーガナイザーは、「準備は予定どおり進んでおり、(開催日である)10月12日には万全の状態になる」とのコメントを発表、5月20日にチケット発売に関する詳細を明らかにすると述べているということだ。
ロシアGPは2014年のF1カレンダーに初めて加わり、第16戦として開催される予定となっている。