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ロス・ブラウン、フェラーリ訪問を認めるも「単なる旅行」

2014年05月07日 13:30  AUTOSPORT web

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2013年アブダビGP ロス・ブラウン(メルセデス)
今週、ロス・ブラウンがフェラーリの本拠を訪れたことで同チームへの復帰の可能性がささやかれているが、ブラウン、フェラーリ共に今回の訪問の重要性を否定した。

 ブラウンは昨年末でメルセデスF1チーム代表の座から退き、現在はF1界から離れているものの、マクラーレンや古巣フェラーリが獲得を考えているとうわさされている。

 フェラーリもブラウンも、彼の最近の訪問を認めたが、単なる旅行の一環であると説明した。

 ブラウンはBBC Sportに対し、「複数の友人と一緒にイタリア旅行の一環として訪れたのであり、それ以上の意味はない」とコメントした。

 フェラーリのスポークスマンは、ブラウンの訪問は「以前から予定されていた、友人との気ままなイタリア旅行」の一部であると発言している。


 フェラーリを訪れた一行は、フィオラノのテストコースで、ラフェラーリなど市販車2台の試乗を行ったものの、旅行のメインはミッレミリアのルートを訪れることと、できるだけたくさんのブドウ園に行くことだったと、ブラウンは述べている。

 ブラウンはまた、今回のフェラーリ訪問については隠してはおらず、完全にオープンにしていたともコメントしている。

 ブラウンは、ミハエル・シューマッハーと共に1994年、1995年にはベネトン、2000年から2004年はフェラーリのタイトル獲得に貢献した。

 フェラーリの2014年マシンF14 Tは戦闘力を示せずにおり、第3戦バーレーンGP後に代表ステファノ・ドメニカリが辞任、フェラーリ北アメリカの社長兼CEOを務めたマルコ・マティアッチが後任に就いた。