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「ライコネンは近いうちに不振を脱する」とフェラーリ

2014年05月07日 11:40  AUTOSPORT web

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2014年バーレーンGP キミ・ライコネン(フェラーリ)
フェラーリのシャシーテクニカルディレクター、ジェイムズ・アリソンは、キミ・ライコネンは近いうちに現在の問題を解決し、本来のパフォーマンスを発揮できるはずだと語った。

 ライコネンはF14 Tのハンドリングに苦しんでおり、特にブレーキング時とコーナー入り口に苦労していると言われている。チームは彼のために努力しているものの、まだ問題は解決しておらず、ここまでの4戦で最高位は7位、全11ポイントでランキング12位にとどまっている。
 チームメイトのフェルナンド・アロンソは中国GPで今季初表彰台となる3位を獲得、全41ポイントでメルセデスのふたりに次ぐランキング3位につけている。

 しかしアリソンは、ライコネンは近いうちに力を100パーセント発揮できるようになると確信している。

「キミはチームととてもうまくやっている。エンジニアたちと協力し合い、もう一台のマシンと共に、このクルマの向上のために貢献してくれている」とアリソンはフェラーリの公式サイトにおいてコメントしている。

「彼の仕事は、マシンの弱点がどこにあるのかを明らかにし、マシンを強化するのに役立っている」

「彼に力があることはすでに証明されている。近いうちにコース上でも結果が現れるだろう」


 一方アリソンは、アロンソのここまでの仕事を褒め称え、感謝している。

「フェラーリにこれほど優れたドライバーがふたりいることは非常に幸運だ。ふたりとも非の打ちどころがない実績のあるドライバーだ」

「フェルナンドは常に途方もないレベルのパフォーマンスを発揮し、すべてのチャンスを逃すことなく、可能なすべてのポイントをかき集めている。今年ここまで、このマシンで成し遂げてくれたことに対し、彼に感謝しなければならない」