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インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコース改修後初テストはディクソンがトップ

2014年05月02日 18:30  AUTOSPORT web

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IMSロードコースを使った2004年のF1アメリカGPでは3位表彰台を獲得している佐藤琢磨
4月30日にインディアナポリス・モータスピードウェイのロードコースで改修後初となる合同テストが行われ、昨年のチャンピオン、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がトップタイムをマークした。

 今季からベライゾン・インディカー・シリーズのカレンダーに含まれたインディアナポリス・モータースピードウェイでのロードコースレース。F1やモトGPなどで使用されていたが、インディカーでは初となり、コースレイアウトも変更が加えられた。

 改修後初となるテストには25台が参加し、82周ともっとも多く周回を重ねたディクソンが、1分9秒5969のタイムをマーク。トップでテストを終えた。

「今日はコースをとても楽しめた。要求されるきついサーキットなんだ。クルマは非常に接近しているように感じるし、ファンタスティックなレースが繰り広げられるよ」

「この大きなストレートがあって……、同じくらいの長さのストレートを持つブラジルのサンパウロ市街地レースにいちばん近いかもね。印象はすべてかわったよ。カーブなんかも、彼らは素晴らしい仕事をしたみたいだね」

 ホンダ勢でトップだったのは3番手のサイモン・ペジナウ(シュミット・ピーターソン)。

「シリーズの中でいちばんスムーズなトラックだ。楽しめたよ。高速コーナーや中速コーナー、ブレーキもたくさん必要だしいいレースになるんじゃないかな。ドライバーとしては、トラックのリズムが楽しめると感じたよ」とコメント。

 このテストに参加した佐藤琢磨は、63周を走行し、トップから0.6秒遅れ12番手のタイムをマークしている。

 インディアナポリス・モータースピードウェイ・ロードコースを使用したグランプリ・オブ・インディアナポリスは5月10日に決勝レースを迎える。