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女性ホルモンを味方につけて、脱・プチ鬱!

2014年05月01日 00:01  オズモール

オズモール

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待ちに待ったゴールデンウィークが始まって嬉しいはずなのに気分が浮かなかったり、イライラしたり、「これってプチ鬱!?」なんて心当たりのある女子もいるのでは? 実は、憂鬱な気持ちや体のだるさは女性ホルモンのバランスの乱れが原因になっていることも。そこで、複合的に女性の身体のケアを行っている自然療法スクールマザーズオフィス「アロマテラピーの学校」の代表・宮川明子さんに、脱・プチ鬱するための女性ホルモンバランスの整え方を教えてもらおう! 「風邪など引いたわけではないのに、だるさや疲れを感じたり、気分が落ち込んだりするのは、女性ホルモンのバランスが乱れているサインです。とくに春は環境が変わりやすく、その緊張感から脳の興奮状態が続いて、自立神経が乱れがちに。そして5月頃になると、そのストレスが爆発してプチ鬱症状が現れることがあります」(同) ところで、女性ホルモンとプチ鬱はどんな関係があるの? 詳しく教えて! 「女性の体は1カ月に“月経の週・排卵前の週・排卵後の週・月経前の週”の4つの周期を繰り返しています。これが正しくリズミカルに行われることが健康な心身に必要なこと。しかし、精神的にストレスが溜まったり、月経中に体を酷使したりすると女性ホルモンのバランスが乱れて、次の月の月経前の週に体が悲鳴をあげてプチ鬱状態になってしまいます」(同) それでは、どんなケアをすれば女性ホルモンのバランスを整えられるの? 「この時期はまだまだ朝と夜で寒暖の差があるので、体を温めて筋肉や骨盤を緩めるといいでしょう。寝る前には正常な体温に戻るように、帰宅後、すぐにお風呂に入ることがポイント。また、睡眠の質を高めるために寝る前にスマホを使用するのは控えて」(同) まだまだ飲み会などお酒を飲むシーンが多いけれど、アルコールはOK? 「少量のアルコールは血行をよくしてくれるのでOKです。ただし、寝る直前に飲んだり、二日酔いになったりするような飲み方は避けて。外で飲んで帰っても家に着く頃には酔いがさめている程度がよい飲み方ですね」(同) 女性ホルモンの周期がリズミカルに訪れるように、適度にストレスを発散したり、バスタイムを効果的に利用したりするのが脱プチ鬱のカギ。体の声に耳を傾けてハッピーに過ごそう! 宮川明子マザーズオフィスグループ代表。鍼灸師、整体師。一般社団法人ドゥーラ協会理事。東京・中野の自然療法スクールマザーズオフィス「アロマテラピーの学校」や「松が丘鍼灸治療室」、「松が丘助産院」での教育活動や治療を通じ、複合的に女性の身体のケアを行っている。著書に『夏のからだ冬のからだのつくり方暮らし方』(PHP)、『ホルモンのルール〜女性ホルモンバランスを整えるリズミカルボディセラピー』(技術評論社)、『心と体をケアするアロマテラピー』(日本文芸社)などがある。【オズモール】