ACOフランス西部自動車クラブは28日、今年のル・マン24時間テストデーのエントリーリストを発表した。6月1日に行われる今年のテストデーには、本戦とは若干ラインナップが異なるものの、56台が参加する。
ル・マン24時間を前に毎年行われているこのテストデーには、ル・マン本戦に参戦するマシン以外も参加可能。今回のテストでは、ル・マン本戦とは若干異なるものの、本戦への参戦台数と同じ56台がエントリーしている。
LMP1-Hクラスは、アウディが本戦同様3台を投入し、トヨタとポルシェがそれぞれ2台でエントリー。3号車アウディのドライバーには、WEC世界耐久選手権第2戦スパ・フランコルシャンは欠場すると見られるオリバー・ジャービスも名を連ねている。LMP1-Lクラスにはレベリオンが2台、ロータスが1台を投入し、LMP1クラスは計10台が参加する。
LMP2クラスには、ル・マン24時間に参戦する18台全てがエントリー。リザーブエントリーから繰り上がりを果たしたラルブル・コンペティションの50号車モーガン・ジャッドには、井原慶子がドライバーとして登録されている。
9台が参加しているLM-GTEプロクラスは、AFコルセ、ポルシェ・チーム・マンタイ、アストンマーチン・レーシング(AMR)の3チームに加え、ル・マンに参戦するコルベット・レーシングも2台を投入。ここにRAMレーシングの52号車フェラーリ458イタリアが加わる形となっている。この52号車フェラーリのドライバーには、ジェームス・ロシターの名前も含まれている。
LMP2クラスと同じく18台が参加するLM-GTEアマクラスは、本戦でリザーブから繰り上がってエントリーすることになったプロスピード・コンペティションの79号車ポルシェ911 GT3 RSRが不参加となった一方、AFコルセが1台を追加。本戦には参加しない55号車フェラーリ458イタリアを投入し、全5台をこのクラスにエントリーさせている。また、チーム・タイサンのドライバーには、マッテオ・マルセリが登録されている。
また、ガレージ#56枠から参戦するニッサンZEOD RCもこのテストに参加。ドライバーにはルーカス・オルドネス/ヴォルフガング・ライプ/トーマス・エルドスの3名が名を連ねている。
なお、今回の6月1日に行われるテストデーと同じ週末には、スーパーGT第3戦オートポリスも行われる。