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「メルセデスとルノーの力関係はもうじき変わる」とプロスト

2014年04月30日 14:00  AUTOSPORT web

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2014年中国GP ニコ・ロズベルグ(メルセデス)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
ルノーのアンバサダーを務めるアラン・プロストは、2014年F1シーズン序盤戦はメルセデスのパワーユニットが圧倒的な強さを見せているが、近いうちにルノーが追いつくとの考えを示した。

 エンジン規則が大きく変わった今年、ルノーユーザーはシーズン前テストでは苦戦したものの、レッドブル・レーシングは次第にメルセデスに次ぐ速さを見せつつある。

 プロストは、今後数週間においてルノーはメルセデスとのギャップを縮め、彼らを苦しめることになるだろうと予想している。

「ルノーは常に競争やチャレンジに立ち向かってきた」とプロスト。
「プログラムのスタートで少し出遅れ、メルセデスがかなり先行した。だがそれもゲームの一部だ」
「メルセデスはシャシーとエンジンを共に自社で製造しているため、優れたパッケージングを成し遂げることができる。それは我々も受け入れなければならない」

「だが一番重要なのは、作業に取り組み、できるだけ早く進歩を果たすことだ。次の2戦か3戦を見てみようではないか。大きな違いが現れるかもしれない」

「ルノーは(レッドブルと共に2010年から2013年にかけて)4回タイトルを獲得してきた。その彼らが今は追う側だというのは、選手権にとっていいことだろう」

 ルノーの今後のアップデートの効果に加え、スペインとモナコのコース特性がレッドブルに向いていることによって、同チームのパフォーマンスにさらなる向上が見られることが予想されている。