1日3度の食事は、誰にとっても大切な楽しみ。家族や友だちと一緒に食べれば、そのおいしさは倍増するものだが、食事をきっかけに新しいコミュニケーションを生み出すサービスが、アメリカで話題になっている。
この「Feastly」は、食事を誰かにふるいまいたい人と、食べたい人のマッチングサービス。
提供する側は、メニュー、料金(無料~200ドル)、場所、時間などの情報を公開するだけで、参加者を募ることが可能。プロだけでなくアマチュアも多く、料理好きにはぴったりだ。
食べる側は、掲載情報をもとに気に入ったプランを選び、申し込みをするシステム。また、体験者はレビューを残すことができ、実際の評価を見ながら料理を選ぶこともできる。
現在募集しているプランを見てみると、南仏料理、インドのベジタリアン料理、プールサイドの豪華ディナー、ガイド付きのチーズテイスティング、さらに自分たちで野草を採って食べるといったものまで盛りだくさん!
また、このサービスが面白いのは、新しいコミュニティ形成のきっかけになっているという点。
出会ったばかりの人たちと楽しむ食事は、単にお腹を満たすということだけでなく、“新体験”をもたらしてくれることだろう。
現在は、ニューヨーク、サンフランシスコ、ワシントンDCが主要開催都市だが、今後エリアは拡大されていく見通し。
自分のスキルを生かし、他人との“シェア”を楽しみながら、新たな出会いを生み出していくこのサービス。衛生面や安全面など課題はあるものの、ぜひ日本でも始めてみてほしいものだ。
アメリカに滞在予定がある人は、ぜひ先陣切って参加して、地域の人と交流してみてほしい。
Feastly
https://www.eatfeastly.com/