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アウディ、クラッシュのLMP1カー修復にスペアのモノコック活用

2014年04月28日 20:40  AUTOSPORT web

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アウディがWEC第2戦スパに投入するロングテール仕様のR18 e-トロン・クワトロ。リヤウイング後端までオーバーハングが伸びている。
WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦しているアウディは、スペアのモノコックを活用して第2戦スパ・フランコルシャンに臨むことになりそうだ。

 アウディは、20日に決勝レースが行われた開幕戦シルバーストンにおいて、投入した2台のR18 e-トロン・クワトロがともにクラッシュによりリタイア。両マシンともモノコックを損傷しており、モノコックの修復はスパまでには間に合わないと見られていた。

 そんな中、英AUTOSPORT.comが伝えたところによると、アウディは、シルバーストンに持ち込まれていたものと、テストチームが持ち運んでいたもの、ふたつのスペアのモノコックを活用してスパ戦に臨むことになったという。開幕戦でダメージを受けた2台のモノコックは、現在修復が行われており、そのうちのひとつはスペアとしてスパに搬入される見込みだということだ。

 なお、ル・マン24時間に向けて、アウディは今回のスパ戦から3台目となる3号車を投入。フィリペ・アルバカーキ/マルコ・ボナノミのふたりがドライブする予定のこの3号車アウディは、ロングテール仕様とすることが明らかにされている。