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車載映像で実感。スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿でデュバルが魅せた超高速バトル

2014年04月28日 20:20  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿で白熱のバトルを展開し優勝したロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)
4月13日に、鈴鹿サーキットで第1戦が開催された全日本選手権スーパーフォーミュラ。今季はダラーラ製SF14シャシーが導入され、コース上で激しいバトルが展開されたが、そのバトルの様子を見ることができる動画が日本レースプロモーション(JRP)から公開された。

 この動画は、開幕戦鈴鹿で優勝を飾ったロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)を中心に、車載映像のみで展開されているもの。今季からスーパーフォーミュラSF14には全車とも前後にカメラが搭載されているが、その前後カメラの映像をふんだんに使った迫力あるものに仕上がっている。

 動画は、デュバル車から見たスタートシーンから始まり、1周目の石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)との攻防、序盤のナレイン・カーティケヤン(LENOVO TEAM IMPUL)とのバトル、ジェームス・ロシター(KONDO RACING)とのバトル、さらにアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)から実質的な首位を奪い取り、チェッカーを受けるまでのバトルシーンが収録されている。

 この動画からは、驚くべきスピードでコーナーを抜けていく様子はもちろん、非常にクイックなSF14の特性に加え、前走車のリヤに接近してもダウンフォースを失わずバトルが展開されていく様子が良く分かる。また、カーティケヤンとのバトルでは少々接触しているシーンも。

 鈴鹿を一度でも走ったことがある人ならば、この動画から伝わってくる異次元の速さとそのバトルの凄まじさをご理解いただけるはずだ。途中、汚れによりデュバル車のカメラが汚れてきてしまうのが少々残念だが、バトルが展開されていたからこそだろう。スーパーフォーミュラファンのみならずとも、ぜひお勧めしたい動画だ。