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元DTM王者のマティアス・エクストロームもラリークロス参戦へ

2014年04月24日 16:20  AUTOSPORT web

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元DTM王者のエクストロームもエクストロームに参戦。各方面のチャンピオンが新しい世界シリーズに注目している。
4月23日に行われた世界ラリークロス選手権のメディアデイでは、ドライバーズラインナップやマシンの披露も相次いで発表されたが、元DTM王者のマティアス・エクストロームも、自身のチーム、EKSから今季のスポット参戦を発表。新型アウディS1をベースとしたラリークロスマシン、アウディS1 EKS RXコンセプトで、チームメイトに昨年のJWRC王者のティデマンドを迎える。今季はヨーロッパタイトルを狙い、2015年に世界戦へのフル参戦を目指すという。

「今季は、今後に向けてのリサーチとマシンの開発が参戦の目的」とエクストローム。「僕たちの目標は、最高のマシンを作り上げること。父がドライバーだったから、僕はラリークロスのパドックで育った。今年、スーパーカーをドライブしながら世界シリーズとしての成長をこの目で見ることができることになって、本当に興奮している」

 一方、ティデマンドは、今季WRCスウェーデンでフォード・フィエスタWRCを駆り、総合8位に入る健闘を見せた若手成長株のひとり。
「EKSに迎えてもらって、本当にうれしい。勝つことにとても意欲を持っているチームだ。経験が豊富で、競技をこよなく愛するスタッフばかり。今季のこれからが待ち遠しいよ!」と意欲を見せた。

 参戦イベントについては、5月中旬に発表するとのことだが「お楽しみのワイルドカードドライバーを迎える予定もあるんだ」とエクストロームは笑顔でコメントを残した。