フェラーリのキミ・ライコネンは、中国GP後、メディアから今シーズン思うような成績を残せずにいることでモチベーションが低下するのではないかとの質問を受け、苛立ちを見せた。
2014年のフェラーリF14 Tには速さがなく、フェラーリは第4戦終了時点でランキング4位に沈んでいる。フェルナンド・アロンソよりもライコネンの方がより苦労しており、アロンソは中国GPで表彰台を獲得して合計41点でランキング3位につけているのに対し、ライコネンは最高位は7位、わずか11ポイントでランキング12位にとどまっている。
アロンソが3位を獲得し、ライコネンは8位だった中国GPの後、メディアから不本意な結果が続いているがモチベーションが低下しないかと問われ、ライコネンはそういった見方を強く否定した。
「なぜいつもモチベーションの話になるのか分からない。モチベーションがなければここにいない」と述べたライコネンは、放送禁止用語を使って「それとこれとは全く関係ない」と続けた。
「僕らにとってよくないレースが続いているし、それは不運なことだと思う。でも時にはそういうこともある。改善することを目指している」
「やるべき仕事は山ほどある。すべてに満足できたレースは(今年)ここまで一度もないんだ」
「難しい状況が続いているが、もっと走行距離を重ねれば問題を解決できるだろう」