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女性ホルモンを整えて頭痛&肩こりを対処!

2014年04月24日 00:01  オズモール

オズモール

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職場でのトラブルや恋の悩みなど、さまざまなストレスが原因で女性ホルモンのバランスは乱れてしまうもの。その結果、働く女性に起こりがちな不調が“頭痛&肩こり”。そこで、複合的に女性の身体のケアを行っている自然療法スクールマザーズオフィス「アロマテラピーの学校」の代表・宮川明子さんに、自宅で簡単にできる対処法を教えてもらおう! 「女性の体に起こるトラブルの多くは、実はホルモンバランスを整えることで解消へ導けるものも。そこで、アロマを使用したスペシャルケアをご紹介します」(同) ○頭痛 月経前の体は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌が低下して頭痛が起きやすい時期。頭痛が起こったら、ホホバ油10mlにラベンダー精油やペパーミント精油を合計2滴ブレンドしたオイルを作成し、こめかみにつけると効果的。ラベンダー精油は体を温める働きがあり、むくみやうっ血なども改善に導いてくれる。ペパーミント精油は血行をよくするため、痛みを緩和する効果が期待でき、月経前の不調にも有効。 ○肩こり ストレスや運動不足、目の疲れなど、さまざまな原因で起こるのが肩こり。加えて、卵巣機能の低下が招く血行不良も大きな要因のひとつに。そんなときは、大腿部の張りをほぐすと緩和されるケースも。そこで、マカデミアナッツ油10mlにラベンダー精油やローズマリー精油を合計2滴ブレンドしたオイルで、太ももの上から膝にかけてマッサージをすると◎。ローズマリー精油は、血行を促進して筋肉の緊張を緩める働きがあり、肩こりはもちろん、疲労回復にもおすすめ。 「ほかにも、月経後の排卵期は体が水分を溜め込みやすく、むくみが起きたり、ストレスで血流が悪くなり冷え性が慢性化すると、卵巣機能も低下する恐れがあったりするので、女性の体はホルモンバランスを整えることが大切です。不調に合わせてアロマオイルを使用したメンテナンスを試してみてください」(同) 頭痛や肩こりが辛いと感じたら、女性ホルモンのバランスが乱れているサインかも? アロマの香りで癒されながらセルフケアをしてみて! 宮川明子マザーズオフィスグループ代表。鍼灸師、整体師。一般社団法人ドゥーラ協会理事。東京・中野の自然療法スクールマザーズオフィス「アロマテラピーの学校」や「松が丘鍼灸治療室」、「松が丘助産院」での教育活動や治療を通じ、複合的に女性の身体のケアを行っている。著書に『夏のからだ冬のからだのつくり方暮らし方』(PHP)、『ホルモンのルール〜女性ホルモンバランスを整えるリズミカルボディセラピー』(技術評論社)、『心と体をケアするアロマテラピー』(日本文芸社)などがある。【オズモール】