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ダメ出しばかりの人から意見を引き出す秘訣

2014年04月15日 00:02  オズモール

オズモール

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春は、新しいプロジェクトや企画がスタートする時季。それに伴って打ち合わせや会議も多くなるけれど、自分の意見を言わない人って周りにいない? 特に否定的、消極的な意見ばかりで自分からは提案しない人がいると、会議は停滞ムードに。そんな人にはどう対処すればいい?  世界中の女性達から学んだ知恵を多くの女性にアドバイスしている向みどりさんは、「否定的・消極的な意見から肯定的・積極的な意見を引き出して」と話す。 「否定的・消極的な意見の裏には、肯定的・積極的な意見が隠れています。それを、相手があたかも自ら意見を言ったかのように引き出してあげると、お互いの信頼関係が高まるものです。信頼関係ができれば、相手ももっと自発的に肯定的・積極的な意見を言うようになります」(同) 例えば、ある企画に対して「これに興味持つ人っていないのでは?」と否定的な意見を言う人がいたら、「ということは、発想を逆転させると興味を持つ人が多くなる、ということでしょうか?」と、逆の視点で意見を言って、うまく提案を引き出してみて。すると企画自体もブラッシュアップされ、否定的だった人の存在価値も上がっていくはず。 また、自分の企画を否定されると落ち込んだり、逆ギレしたりする人は、その人のメンタルに問題がある可能性も。 「自分自身に自信があれば、少々否定されても傷つかずに、前向きに受け止められます。企画を否定されると落ち込む人は、根本的に自分に自信がないのかもしれません。そんな人に対しては決して否定せず、『これだけの内容をまとめたなんてすごい!』などと、いいところを見つけて褒めて。すると、やる気を取り戻してくれるでしょう」(同) 一方、「いいね!」と人の意見に賛同するばかりで、自分の考えを言わない人も困りもの。 「あえて自分の意見を言う必要はない、と思っているだけかもしれません。意見がほしい場合は、『具体的にどこがいいと思いますか?』と聞いてみて。聞いてもなにも出てこない人は、単になにも考えていない可能性が大。しかしなんども意見を求めていけば、なにも言えないのはバツが悪いので、それなりに考えて意見を言うようになるはずです」(同) 会議や打ち合わせは、全員参加が理想的。意見を言わない人がいたら、自らそれを引き出す役目を買って出よう! 向みどりロイヤルウーマンズLABO主宰。世界25カ国を訪れ、その中の数カ国に住んだ中で人生を自由に生き生きと生きている女性たちに出会い、家庭と仕事を幸せに両立している女性の自立した生き方を学ぶ。世界中の女性たちから学んだ知恵と豊富なスピリチュアルの知識をもとに「自分の価値と才能を生かしたビジネスで社会に貢献しながら魂を磨く女性たち」を育成するセミナーを、数多く開催している。 【オズモール】