YOY (ヨイ) は、空間デザイナー・小野直紀氏とプロダクトデザイナー・山本侑樹氏によるデザインスタジオ。“空間”と“物”の間にあるデザインをテーマに作品を制作し、国内外で活躍している。
今月13日まで開催されていた「ミラノ・デザインウィーク2014 サローネサテライト」で出展され、日本人特有の巧妙な仕掛けで注目を集めたのが、こちらの照明器具「light(ライト)」。一見すると、ごくシンプルな自立型のライトだが、光を灯すと、壁面に台形型のランプシェードのシルエットをくっきりと投影する。
ソケットと見せかけた頭部にLEDライトを組み込み、側面の壁に映し出す仕組み。アルミニウムとプラスチックで構成され、調光だけでなく、空間演出の効果もある。
テーブルランプとフロアランプの2種類。ゲストを迎える玄関などに配置すれば、その選美眼に一目置かれる存在となるかもしれない。
YOY
http://yoy-idea.jp/jp/works/light/