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Xスポーツの技を数値化して新たな魅力を生み出した「ActiveReplay」

2014年04月04日 17:00  Techable

Techable

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技の難しさや過激度を競うXスポーツは、プレイの出来栄えを数値化しづらいスポーツの一つだ。

ただそこに注目し、高性能センサーによるデータ取得と高度なデータ分析によって技の数値化に成功したサービスがデジタルロギングサービスのActiveReplayだ。

 
■9軸センサーでジャンプや最高速度などを記録
このサービスでは、GPSと9軸センサーを搭載したTRACEと呼ばれる高精細スポーツモニタを提供しており、スノーボードやスケートボード、サーフィンなどに取り付けるだけで、すべてのトリックやジャンプ、最高速度やエアー時間などを細かく記録しつづけることが可能だ。TRACEは、耐久性/防水性に優れ、連続7時間の稼働が可能だ。

取得したデータはBluetooth通信で専用のスマートフォンアプリに転送でき、技の完成度や難易度を数値によって評価することができる。

それにより、自身のスキルチェックに使えたり、競技者同士の比較や、観客に付加情報を提供することなどに使える。

 
■今後はスケボーやマウンテンバイクにも対応予定
このサービスを作ったActiveReplay社は、2013年9月にクラウドファンディングのkickstarterで16万ドル以上を集めることに成功し、その後2014年2月にはベンチャーキャピタルより200万ドルの出資も受けるなど、業界で大変注目されている。

現在専用のスマートフォンアプリは、スキー/スノーボード用、サーフィン用の2種類だが、今後はスケートボードやマウンテンバイク、ウィンドサーフィンなどのサービスにも展開していきたいとしている。

TRACEのプレオーダーは169ドル。アプリのダウンロードは無料。

AlpineReplay

http://youtu.be/EsUeBFucRdc