トップへ

やたらと忙しぶる困った人をデキる人に!

2014年04月01日 08:02  オズモール

オズモール

写真
新入社員の入社や人事異動などで、新しい人間関係が始まるこの時季。その中には困った人との出会いも少なくないはず。身近に困った人がいると、イライラがつのってストレスが溜まることに。 「“困った人”を“デキる人”に変えようという意識で接すると、自分自身のコミュニケーション能力が高まる上に、職場全体の仕事の質が上がります」(同) そう話すのは、世界中の女性達から学んだ知恵を多くの女性にアドバイスしている向みどりさん。 例えば口癖のように「忙しい、忙しい」とアピールして、なかなか仕事を引き受けようとしない人って周りにいない? 「みんなも忙しいのに自分だけ忙しそうにして…」とイライラしてしまうけれど、向さんによるとそんな人を変えるには2つのステップが有効なのだそう。向さんに教えてもらった方法とは次の通り。 ●ステップ1 小さな仕事を少しだけ依頼する 忙しいとアピールする人は「仕事ができる人と思われたい」「仕事を楽しめていない」という2つの傾向がある。このため、仕事を評価してあげると気持ちが満たされて、仕事も楽しくなるはず。そこでまずは「忙しいところ申し訳ないのだけど、これだけでもお願いできませんか?」と、誰でもすぐにできるような仕事を1つか2つ頼んでみて。そしてどんなに小さな仕事でもできたときは「忙しいのにありがとうございました。助かりました」と必ず評価を。「みんなも忙しいんです」などと責めると、さらに周りを困らせる言動をする可能性が大なので避けよう。 ●ステップ2 相手の得意分野を見つける 小さな仕事の依頼を繰り返していると、相手の長所や得意な仕事がわかってくることも。そこで、「○○さんはこういう仕事が得意だから、やってもらえませんか」などとお願いしてみて。相手は、日頃からあなたに感謝されたり評価されたりしているため、「この人と仕事をするのは楽しいな」と感じているはずだし、頼まれた仕事は断りにくいはず。また、自分でも気づいていなかったような得意分野を指摘されることで、仕事に対するやる気も高まり、自分からすすんで仕事をするようになることも。 仕事をしたがらない人がすすんで仕事をするようになってくれれば、自分も周りの人も助かるもの。そのためにも相手を責めたい気持ちは抑えて、評価することから始めよう。 向みどりロイヤルウーマンズLABO主宰。世界25カ国を訪れ、その中の数カ国に住んだ中で人生を自由に生き生きと生きている女性たちに出会い、家庭と仕事を幸せに両立 している女性の自立した生き方を学ぶ。世界中の女性たちから学んだ知恵と豊富なスピリチュアルの知識をもとに「自分の価値と才能を生かしたビジネスで社会に貢献しながら魂を磨く女性たち」を育成するセミナーを、数多く開催している。 【オズモール】