3D映画、3Dプリンターなどが普及した今、次に注目を集めている“3Dスケッチ”をご存じだろうか?
クリエイティブ業界の革命として期待されているこの技術。スクリーンも何もない空間上で立体スケッチができるという、まるでSF映画のような新技術なのだ!
これを可能にしたのが、「GravitySketch(グラビティ・スケッチ)」というガジェット。
開発したのは、イギリスの名門美術学校「ロイヤル・カレッジ・オブ・アート」の学生で、描かれた作品はまるで宙に浮いているかのよう。
専用のスケッチパッドとデジタルペン、3D拡張メガネの3セットで、使用者は、描くスケッチの向きをペンで自由に動かしながら、スケッチを2次元から3次元方向に描き足していくという仕組みだ。
とにかく思い立った瞬間にイメージを立体表現できるというのが最大の魅力で、単なる3Dモデルの作成ツールとしてではなく、ミーティングやプレゼンでアイデアを共有するのに最適だろう。
現在特許申請中で、実用化されれば、建築やプロダクトデザイン、医療などの分野での活用が見込まれている。
一般にも普及すれば、子どものお絵かきも3Dで…なんて時代が来るかもしれない!?夢のある新技術の今後に期待したい。
GravitySketch
http://gravitysketch.com/
Vimeo
https://vimeo.com/89649904