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アイデアを生み出すカギは“和の精神”!

2014年03月18日 00:02  オズモール

オズモール

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自分の意見を言い出せなかったり、人の意見に合わせてしまったりしたとき、「自分はやっぱり日本人だなぁ」なんて思うことはない? 世界中の女性達から学んだ知恵を多くの女性にアドバイスしている向みどりさんによれば、そうした日本人のイメージには「誤解がある」のだとか。 「日本では古くから、“和の精神”が重んじられてきました。しかしそれは、自分の意見を抑えて相手の意見だけを聞くことではありません。本来の“和の精神”とは、相手の意見を非難せずに受け入れつつ、自分の意見もきちんと伝え、お互いが幸せになる道を探ることです。日本人である私たちには、そんな“和の精神”が受け継がれているはずなのです」(同) “和の精神”で仕事をする上での基本は、相手の意見が自分と異なっていても、「そういう考えもあるんですね」といったん受け入れた上で、「私はこう思います」と自分の意見をきちんと伝えること。そして、お互いの意見のギャップをどうしたら埋められるのかを話し合うように議論を導いていくと、うまくまとまりやすくなるのだそう。とはいえ、いくら話し合っても意見がなかなかまとまらないこともあるはず。その場合に無理に結論を出そうとすると、感情論に発展してしまうことも。そんなときに向さんがすすめているのは、「いったん持ち帰ること」。 「意見がなかなか合わず、自分や相手が感情的になっているなと感じるときは、『いったん持ち帰らせてください』と相手に伝えて、時間や日をおいてみて。冷静になったときに相手の意図や自分はどうしたいのかといったことを整理して、改めて相手に考えたことを伝えるようにしましょう。すると相手も、前回とは違った反応を示してくるはずです」(同) このように“和の精神”で仕事をすると、新しいアイデアが生まれやすくなるという利点もあるのだとか。 「例えば、1人で考えた企画よりも、複数の人のアイデアを組み合わせることで、誰も考えつかなかったような斬新な企画が生まれることが多いもの。同様に、異なる意見をそれぞれくみ取ることができれば、新しいアイデアが生まれる可能性が高くなるのです」(同) 日本人本来の“和の精神”を発揮できれば、意見をまとめるのが上手になるだけでなく、新しいアイデアの発掘もできるようになるはず。ぜひ実践してみて! 向みどりロイヤルウーマンズLABO主宰。世界25カ国を訪れ、その中の数カ国に住んだ中で人生を自由に生き生きと生きている女性たちに出会い、家庭と仕事を幸せに両立 している女性の自立した生き方を学ぶ。世界中の女性たちから学んだ知恵と豊富なスピリチュアルの知識をもとに「自分の価値と才能を生かしたビジネスで社会に貢献しながら魂を磨く女性たち」を育成するセミナーを、数多く開催している。 【オズモール】