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花粉症が軽くなるグッズ&おそうじアイテム

2014年03月13日 00:01  オズモール

オズモール

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“くしゃみが止まらない”“目や鼻がかゆい”など、すでに花粉症のツラい症状に泣かされている女子も多いはず。まだ花粉飛散のピークではないものの、すでに花粉はたくさん飛んでいるのだとか。めがねやマスク、薬などの対策は始めたけれど、ツラい症状をもっとラクにしてくれる方法はないの? そんな疑問に対してアドバイスをくれたのは、花粉症に関する著書を多く出している、医師の大久保公裕さん。 「家の中に花粉を入れないようにすることが必須です。外から帰ってきたときは、着ていた衣服をすぐに洗濯機に入れたり、洗濯ができないコート類などは、粘着ローラーで表面に付着した花粉をとりましょう。また、最近では、花粉を衣服によせつけない、花粉除去スプレーなども市販されているので、外出前に利用するようにしてください」 どんなに気を付けていても、花粉が家の中に入ってしまうことも…。そんなときは、どうすればいいの? 「掃除機で花粉を吸いこんだとしても、排気口から花粉が出てしまうことがあります。花粉を完全に除去してくれるような、高性能な掃除機以外は、ひととおり掃除機をかけたあと、濡らした雑巾ですみずみまで拭くことをおすすめします。クリーンワイパーにウェットシートをつけてふき取ってもいいでしょう」(同) 花粉をぐんぐん吸い取ってくれる、空気清浄器はどんな使い方が効果的? 「空気清浄器は、花粉除去機能や加湿機能がついていれば、どのメーカーでも大丈夫。大事なポイントは空気清浄器の置き場所。ほとんどの人は、床にそのまま置いてしまっていますが、生活している顔の高さと同じ位置に吸気部分がくるように心掛けて。リビングでソファに座っていることが多いのなら、空気清浄器を30センチほどの高さの台に載せて使うのがベター。寝室も同様、ベッドの高さに合わせて配置しましょう。加湿も粘膜保護になったり花粉を落とすので◎」(同) 花粉飛散の時期は、布団を外に干さないようにして布団乾燥機を使ったり、どうしても窓を開けて空気を入れ替えたいという人は、網戸用の花粉フィルターなどをつけるのがおすすめ。 ツラい飛散時期もあと1カ月半。上手に花粉をガードしながら身を守って! 大久保公裕医学博士。日本医科大学大学院頭頸部・感覚器科学教授。日本医科大学耳鼻咽喉科講師、准教授を経て、2010年より現職。日本耳鼻咽喉科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定指導医、日本アレルギー学会理事、日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会理事、日本鼻科学会理事、日本アレルギー協会評議員。著書は『舌下免疫療法がわかる本』(日経新聞社)、『あなたの知らない花粉症の治し方』(暮らしの手帖社)など。【オズモール】