水をたったの3日でワインに変えてくれるという、ウソみたいな奇跡のガジェットが米国で発表され、世界中のワイン好きから注目を集めている。
この驚くべきワイン醸造器、その名も「MIRACLE MACHINE(ミラクル・マシーン)」を生み出したのは、イギリス人実業家のPhilip James(フィリップ・ジェームス)さんと、アメリカでワイナリーを営むKevin Boyer(ケヴィン・ボイヤー)さんの2人。
2人は酒の席で“水からワインを作れないか?”なんて冗談を交わしたのを機に、本気でこのガジェットの開発に着手。1年ほどの研究機関を経て、ついに製品発表に至った。
作り方は簡単。水と濃縮グレープ、風味を決める特別なパウダーを入れるだけ。あとは、ガジェットをBluetooth経由でスマホと接続し起動させれば、72時間後にはワインができあがるのだ!
気になるお味は、粉末によってカベルネ・ソーヴィニヨン風、シャルドネ風、ピノ・ノワール風などに変えられ、今後は十数種類のラインナップが揃えられる見込み。クオリティは、2000円程度の市販ワインと同等とのことで、期待が高まる!
さらに嬉しいのはそのお値段。粉末の価格は2ドル(約200円)程度、本体は499ドル(約5万1000円)を予定しており、早ければ今年後半には発売される見込み。近くクラウドファンディングサイト“Kickstarter”で資金を募る予定とのことなので、気になる人は公式サイトをチェックしてほしい。
なお、日本では法律上一般家庭でお酒を製造することはできないが、海外在住者はぜひトライして、そのお味を確かめてみて!
THE MIRACLE MACHINE
http://themiraclemachine.net/#