愛する名画に囲まれた暮らしは、アート好きにとってはまさに憧れ。その憧れを徹底的に突き詰めたのが、カナダ人アーティスト、Jon Rafman(ジョン・ラフマン)さん。
ラフマンさんが新シリーズ「Brand New Paint Job」の一環として制作したのが、壁も天井も家具も、すべて名画で覆われた架空の部屋。
モチーフとなるのは、ピカソ、モネ、バスキア、リキテンスタインなど歴史に残る巨匠たちの代表作品ばかり。
素材は、Google 3D Warehouseの3Dモデルから取得しており、学校やキッチン、ベッドルームなどが、それぞれ1枚の絵画を拡大して切り貼りしたようになっている。その迫力は、観ているとめまいがしてしまうほど!
実際に住むのは大変そうだが、一度は体験してみたい夢のような空間が広がっている。
ラフマンさんは、この“芸術とデザインの境界”とも呼べる作品群を通して、今日の芸術のとは何かを問い直しているそう。
この作品の画像は、ニューヨークで3月9日まで開催されている「The Armory Show」に展示されているので、ニューヨークに滞在中の人は、今週末足を運んでみて!
Brand New Paint Job
http://brandnewpaintjob.com/
The Armory Show
https://www.thearmoryshow.com/