「スローライフ」「スローフード」に続き、世界中のトレンドに敏感なファッショニスタたちが注目している「スローファッション」。
毎シーズンの流行に合わせて、次から次へと消費されていくのが当たり前だったファッション界に、いま新しい流れがきているという。
ハンガリーのブダペストにて活動しているデザイナー、Anna Zaboevaが考案する「Pleasemachine(プリーズマシーン)」は、使い古しのビンテージ・スカーフを、ブーツやサンダルの一部としてアップリサイクルするという、クールな発想のシューズ・ブランド。
基本的に、すべてのアイテムはハンドクラフトで丁寧に製造されており、レザー素材と組み合わされたスカーフの絵柄を存分に活かす工夫がなされている。カスタムオーダー発注時に依頼者の要望を伝えることもできるので、世界でひとつだけのデザインの靴を作り上げていく一連の作業に携わることで、デザイナー気分も味わえるかもしれない。
カスタムメイドのデザインは3種類の型から選ぶことができ、いずれも価格は1050ユーロ(日本円で約14万6530円)。オフィシャルサイトからオーダーや相談も可能なので、まずはサイトをチェックしてみて。
ファストファッションも楽しいけど、こんなふうに、気に入った物を長く愛する方法を知っている人こそ、本物のおしゃれな人と言えるのかもしれない。
Pleasemachine
http://pleasemachine.myshopify.com/