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美術館に行くと職場での共感力がアップ!?

2014年03月04日 00:01  オズモール

オズモール

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「人の心が見えたらいいのに」なんて思ったことはない? 人の気持ちがわかると、職場でのコミュニケーションがうまくいくし、仕事のターゲットに響くようなアイデアも生まれやすくなるはず。 「そんな願望をかなえるためのヒントとなるのが、芸術的感性を磨くことです」 そう話すのは、世界中の女性達から学んだ知恵を多くの女性にアドバイスしている向みどりさん。 「ソチオリンピックでの浅田真央選手のフリープログラムの演技に、世界中の人が心を動かされました。彼女の演技には、多くの人々の心に共通して響く美しさがあったと思います。それこそが芸術の力です。芸術の力を感じていると、どういうものが人を感動させるのかがわかってきて、職場でのコミュニケーションがうまくいきやすくなったり、商品やサービスのアイデアが生まれやすくなったりと、仕事にいい影響が出てくるのです」(同) 芸術に触れるために向さんがすすめているのが、美術館に行くこと。 「特に、古くから人々に愛されている古典的な作品がおすすめです。古典的な作品は、時代や国境を越えて人々が共通して持っている“良心”、つまり愛ややさしさに響くもの。そのため鑑賞しているうちに、人を感動させるのに必要なものはこれだと感じられるようになります」(同) 作品に触れる際のポイントは、専門知識に捉われず、自分の感性だけを使って“いいな”と思う点を探すこと。そして“いいな”と思う点を見つけたら、なぜそれをいいと思うのか掘り下げてみて。例えば、海の絵がいいと思ってその理由を掘り下げてみると、「子供の頃によく家族で行った海岸に似ているから、この絵が好きなんだ」と気付くことも。 「そうした気付きを多く得られるようになると、自分ならではの美意識が確立されてきます。すると会話の中でも、自然とその美意識にもとづく発言や言葉遣いが増え、人々の共感を得やすくなるように。そして、同じような美意識を持つ人を多く引き寄せるようになります。“どんなものを美しいと感じるのか”という美意識が共感し合える人は、仕事でも共感し合えるよきパートナーとなります」(同) 「芸術的感性を磨く」というとハードルが高そうだけど、自分が好きな作品を見つけに行く感覚なら楽しめるはず。休日はさっそく美術館に出かけよう! 向みどりロイヤルウーマンズLABO主宰。世界25カ国を訪れ、その中の数カ国に住んだ中で人生を自由に生き生きと生きている女性たちに出会い、家庭と仕事を幸せに両立している女性の自立した生き方を学ぶ。世界中の女性たちから学んだ知恵と豊富なスピリチュアルの知識をもとに「自分の価値と才能を生かしたビジネスで社会に貢献しながら魂を磨く女性たち」を育成するセミナーを、数多く開催している。 【オズモール】