写真お目当ての彼が告白してくれたら最高。でも、彼からアプローチしてくれる気配はあまりないようで…。「待ってるだけじゃダメ！」と一発奮起して女子から告白しようと思う場合、上手な方法ってある？
コラムニストの石原壮一郎さんは「その場でイエスかノーかという回答をせまるような告白の仕方をしないことが大切です」とアドバイス。
ふたりの関係がよほど盛り上がっていない限り、相手に考える余裕を与えない伝え方をすると、その場で断られてしまう確率が高まるのだとか。
「女性から告白して付き合い始めるというケースは現実に多いでしょうし、アクションを起こさなければ始まりませんから、女性からアプローチすること自体は賛成です。ただし“私と付き合ってほしい。ダメ？”というような直球な言い方ではなく、“私みたいな女性、どう思う？”“女子から告白されるのってどう思う？”など、意図は見え見えですが、少し回りくどいくらいの言い方をするのが、断られないコツです」（同）
一般論風に「どう思う？」と聞かれて「ダメだと思う」と答える男性は少なく、多くは「いいんじゃない？」という無難な回答が返ってくるハズ。そこを狙って「ダメじゃないんだよね？」と、ジワジワ距離を詰めていくという作戦。
「ドラマチックな告白も素敵ですが、急いで白黒つけようとせず、やんわり物事を進める方法が日本人には向いていると思います。もうひとつ、告白の前に彼に“心の準備”をさせておくこともポイントです。こまめに差し入れを持って行ったり、旅行のお土産を渡したりして“あなたを意識しています”という意思表示を。そうすれば彼の中で、あらかじめ多少は気持ちの整理をする時間ができます」（同）
面と向かって告白すると緊張するので、メールで告白するのはどう？
「プライベートのメールは相手がどんなテンションで送っているのかわからないため、“ふざけている”“酔った勢い”と思われてしまうことも。またレスがくるまでの間、あなたにとってストレスになるでしょう。ですから告白は、会って伝えるべきです」（同）
転勤や異動など、彼に出会いが増える春が来る前に決着をつけなくちゃ！ なんて焦る気持ちもあるけれど、両想いを目指すなら少しだけ回り道を。そして上手に自分の想いを彼に伝えて。
石原壮一郎コラムニスト。月刊誌の編集者を経て、1993年に『大人養成講座』でデビュー。大人の新しい概念と可能性を知らしめ、“大人女子”へのアドバイスにも定評がある。社会人としての“大人力”を盛り込んだ恋愛アドバイスは、「実用度が高い」とOLたちからも大人気で、女性誌のさまざまな企画に登場するアドバイザーとして広く知られている。著書『大人の女力検定』（扶桑社文庫）ほか多数。【オズモール】
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