毎日同じオフィスで働ていると“なんだか飽きてしまって、創造力が刺激されない…”なんて感じてしまうものだが、そんな中でも日々驚くべきクリエイティビティを発揮しているのが、ドイツ人アーティストのBettina Güber(ベッティーナ・ギュベール)さん。
ギュベールさんは、オフィスのデスク上で独自のミニチュア・ワールドを作り上げ、写真作品としているアーティスト。使うのは、鉛筆やホッチキス、定規など、どこのオフィスにもある超定番文房具ばかり。そこにさまざまなポーズをとるミニチュアのフィギュアを組み合わせることで、恋や冒険にあふれた、豊かな物語の世界を作り上げているのだ。
作品は、バインダーから今にもバンジージャンプをしようとしている人、セロハンテープからすべり落ちる女の子、穴あけパンチの紙吹雪に祝福され、ブーケトスをする花嫁など、どれもそれぞれのステーショナリーの特徴を活かしたものばかり。決定的瞬間の目撃者になったようなドキドキを、見る者に与えてくれる。
見ているだけで、いつものオフィスが新しい世界に様変わりするこの作品。ひょっとしたら、誰もいないオフィスではこんな世界が繰り広げられている!?なんて想像を楽しんでみてほしい。
Behance
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