Google Glass(グーグルグラス)やスマートウォッチなど、ウェアラブルコンピューターが次世代のトレンドとなっているが、指の小さな動きだけでデバイスを遠隔操作できる、リング型ガジェットが登場した。
この「Fin」は、親指につけるタイプの小さなリング。内部には光学センサーが埋め込まれており、指の動きを認識し、Bluetooth接続したデバイスを簡単にリモートコントロールすることができるのだ。
例えば、親指を人差し指に沿って下にスワイプすれば、スマートフォンの音量を下げられる。もとに戻したいときは、同じ指を逆向きに動かすだけ、といった具合だ。
Bluetooth接続できるものなら、スマートフォンや自動車、カメラ、ゲームなどなんでも操作することが可能で、1つのリングで3つのガジェットまで接続可能。
開発を手がけたのは、アメリカ・シリコンバレーの「RHL Vision」という企業で、米国のメディアなどでもとりあげられる今注目のスタートアップだ。
「Fin」は、現在クラウドファンディングサイトの「indiegogo」で出資者を募っており、目標額10万ドルに対して、1.5倍以上の資金調達に成功している。3月9日まで出資を受け付けているので、興味のある人はぜひチェックしてみて。
なお、商品の発送は、今年7月を予定している。
Indiegogo
http://www.indiegogo.com/projects/fin-wearable-ring-make-your-palm-as-numeric-keypad-and-gesture-interface
YouTube
http://youtu.be/Gx3zWHS8amA