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自然美と芸術が融合した壮大な“氷の城”が見ごろ

2014年02月21日 11:30  isuta

isuta

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氷で作られたアイスホテルやアイスバーが世界各国で話題になっているが、アメリカ・コロラド州、ユタ州、ニューハンプシャー州で作られた巨大な氷の建造物「ice castles(アイスキャッスル)」が今見ごろを迎えている。 このアイスキャッスルは、合計2000ポンド(約907kg)の氷から作られた洞窟やアーチ道、トンネルからなる氷の迷路。彫刻家であるBrent Christensenさんは、彼の家族とともに冬の寒さが厳しいユタ州に移住したことをきっかけに、これらの特異なデザインをつくり始めたのだという。彼の子どもが愛情を込めて「ice castle」と名付けたこの建造物は、以来新しいアイデアを加えられ、着々と規模を拡大。「中に入ってみたい!」という公開を求める声に応えて、チケット制で一般公開をするようになった。 制作の工程は、まず構造物の足場として配置されている5000以上のつららを地道に生産するところからスタート。大きなフレームは、氷が彫るのに十分な厚さになるまで数週間もの間1日2回ずつ水に浸すのだとか。手彫りの塔や通路から成る各城は、温度や風など自然要因で予期せぬ地層を形成することも。氷の透明度が際立つ昼の景色と、さまざまな美しい光が氷を照らす夜のライトアップ、それぞれに異なる趣がある。 各城によって料金は異なるが、入場料は大人10ドル前後。チケットは、オンラインや氷の城のいずれかのゲートで購入することができ、3月下旬まで入場可能だ。公式サイトやinstagramでも画像や動画を公開しているので、冬限定の美しい景観を、この目に焼き付けてみては。 ice castles http://www.icecastles.com/ ice castles(Instagram) http://instagram.com/icecastles_