アイスホテルや氷の彫刻…寒い季節には氷を使ったアートやエンターテイメントが数多く存在するが、“氷の楽器”が存在するのをご存じだろうか?
スウェーデンのルレオという街で開催されている「Ice Music(アイス・ミュージック)」は、氷の楽器の演奏会。バイオリン、ビオラ、チェロ、木琴など、使われる楽器はすべて氷製で、職人が一つひとつ手作りしたもの。弦楽器の女性的なフォルムまでもが再現されており、完成度の高さに驚かされる。
気になるその音色はというと、繊細さと透明感を感じさせるもので、観客は氷のドーム型のコンサート会場の中で、その大音響を楽しむことができる。さらに、音楽に合わせた色とりどりのライトショーが、会場を幻想的な雰囲気にしてくれる。
“氷の奏でる音楽”が楽しめるこのイベントは、すでに冬の風物詩となっており、今年は4月まで開催される予定。なお、室内の気温はおよそマイナス5度なので、くれぐれも暖かい服に身を包んできてほしいとのこと。
北欧に旅行予定の人は、ぜひスケジュールに組み込んでみては?公式サイトからは、チケット情報などが確認できる他、実際にその音色を聴くことも可能。
Ice Music
http://www.icemusic.se/in-english/