「立春寒波」とも呼ばれるここ数日の大寒波。寒さが和らいできだ直後の凍てつくような寒さに、マフラーや手袋などの防寒具を復活させたという人も多いだろう。
屋外でスマホやタブレット端末を使いたいとき、タッチスクリーン操作に困るのが手袋。手袋を外せば手がこごえるし、かといってスマホ対応の手袋はわざわざ購入するのが手間という人に朗報なアイテムが、今回紹介する「nanotips(ナノチップス)」だ。
最新テクノロジーを駆使し、超微細導電性ナノ粒子で人の皮膚の感触を模倣。手持ちの手袋に液体を数滴垂らすと、液体を付けた場所だけスマホ対応に変えてくれる。
ブルーは生地専用で、ブラックは皮革やゴムなど特殊な素材用。ブルーは1~2週間効果が保て、指20本分入り。ブラックは2カ月のロングラスティング仕様で30本分の指につけられる。既存の手袋を買い替えたり、スタイルや機能性に限定されることなく、日常使いの手袋はもちろん、サイクリング、ゴルフ、スノーボードやスキーなど分厚い手袋を装着するあらゆるシーンで活用できるのが魅力だ。
現在資金調達サイトkickstarterで出資を募っており、2月6日現在で当初の目標額を4倍となる約4万2000ドルの資金調達に成功。出資期限は、現地時間の2014年2月26日まで。資金調達が成功した際には、義手の分野への拡大も目指している。
nanotip
http://www.nanotipgloves.com/
Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/474489652/nanotips-touchscreen-solution-for-all-gloves