スペイン・バスク地方の山の中に現れた巨大プール。実はこのプール、水泳用ではなく、なんと人工波でサーフィンやボディーボード、パドリングといった波乗りスポーツをするための、超本格的な人工ウォーター・パークだという。
この施設の名は「Wavegarden(ウェーブガーデン)」。湖や池などがあればどこにでも建設が可能で、研究や実験を重ね、出来上がった完成版は現在、スペイン・バスク地方の山あいにあり、いつでもオープンできる状態だそう。
「ウェーブガーデン」では、1時間に120回もの形状や大きさの違う波を作り出すことが可能で、2列に並んだウォーター・レーンには、およそ1分間に1度のペースで波を起こすシステムが組まれている。
その中には、現存の人工波プールでは最長を誇る、20秒間持続するという最難関のチューブまで!海でのサーフィンと違って、ここではライディング前の波を待つ時間を省略して、とにかくガンガン波に乗れるという、サーファーにとっては夢のようなシチュエーションがてんこ盛りなのだ。
上記のテクノロジーに関しては、現在特許の出願も検討しており、詳細は企業秘密とのこと。
条件さえ兼ね備えていれば、世界中どこでも作ることが出来る、この「ウォーターガーデン・パーク」。近々、商業施設としての企画を打ち出すプランなども予定されているそうなので、日本でもぜひ実現してほしい!
Wavegarden
http://www.wavegarden.com/